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COOL ARTとは

藤井 孝

Takashi Fujii ・・・・・・ クリエーター・CG作家 ・・・・・・
 
1952年 神戸生まれ
1978年 早稲田大学大学院商学研究科修士課程終了
1978年 都市銀行勤務
1981年 フランス勤務 欧州の美術館を巡る
1996年 コンピュター・グラフィックを使った絵画の創作を始める
   
現在、大泉学園にて創作

■Gallery Talk−−−ギャラリー・トーク

 

Vol 22 ルネサンス芸術の故郷を往く 〜自然が育てた偉大な芸術家たち〜

 

北イタリアの商業都市ミラノと永遠の都ローマの中間に位置するトスカーナ地方。「眺めのいい部屋」、「トスカーナの休日」などの映画の舞台となった親しみやすい観光地である。ワイン好きには良質なキャンティ・ワインの産地として有名であるほか、フィレンツェはグッチやフェラガモなどの本店があるファッションの町としても知られている。さらに、近代ヨーロッパの出発点であるルネサンス芸術が開花した「ルネサンスの故郷」としても忘れることはできない。

晴れ渡った青い空、オリーブ畑やブドウ畑の広がる緑豊かな丘陵。平坦で遥か向こうまで見渡せる緑の丘陵地帯を進んで行くと、しだいにトスカーナ地方のシンボルでもある糸杉や、古びた建物が景色のなかから浮かんで来る。

ルネサンス芸術の都フィレンツェを中心に広がるイタリア中部丘陵地帯には、サン・ジミニャーノ、シエナ、アレッツオなど中世のままのたたずまいを残した魅力的な小さな町が点在している。そこでは目を見張る芸術作品と、のんびりとした田舎の風景、そしておいしい食事で訪れる人たちを迎え入れてくれる。

石畳の敷き詰められた小路の街角をそぞろ歩きしながら、豪壮な建築を眺めていると、中世の衣装を身にまとった騎士たちが今にも目の前に飛び出して来そうな幻想がする。もうすでに過去の世界となった中世であるが、この地方には文芸復興の精神やメディチ家の繁栄の歴史が生活の中にいまなお息づいている。

サン・ジミニャーノの塔の上から素晴らしい田園風景を見晴らしながら。フィレンツェのアルノ川岸に当たる陽光の翳りを見つめながら。トスカーナ地方の風景のなかにたたずんでいると、不思議と気持ちが晴れて、自分の心の中に色鮮やかな「ルネサンス時間」がゆっくりと流れてゆくのが感じられる。

事実、ジオットー、ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロといった偉大な芸術家たちの感性は、トスカーナの溢れる陽光と、緑の丘陵地帯のなかで育まれたといっても過言ではない。まさにルネサンス芸術の生みの親は、ルネサンス時間の流れる豊かな自然にあったといえるだろう。

自然の力は見る人に「活力」を与え、「幸せな気持ち」にさせてくれる。芸術における創造のプロセスもまた同じである。わたしの敬愛するマエストロたちの天才的な創造力の秘密は、意外とこんなところにあったのではないだろうか。 

2005年7月、2006年8月の二回にわたりトスカーナ地方を旅行した際の写真をもとに、このたび写真集、「Italian Renaissance Journey イタリア・ルネサンスの街角から」文芸社ビジュアルアート(2008年4月)を出版した。トスカーナの緑の丘陵地帯や、歴史的建造物の立ち並ぶアルノ川畔の風景を通じて、中世の夢想を誘う町並みを写真で散策してみてはいかがだろうか。
 
バックナンバー>> Vol.1 絵は風景でつづられた物語
  Vol.2 ナスカの地上絵に感じる幸せ
  Vol.3 クールアート+ケルティック・ウーマン+キャンティ・ワイン=心に汗をかく休日
  Vol.4 ケルティック・ウーマンの「ユー・レイズ・ミー・アップ」
  Vol.5 大泉(オズ)の魔法使い
  Vol.6 アートとライフスタイル
  Vol.7 21世紀はアートの時代
  Vol.8 歴史でたどる映画の舞台、パリ
  Vol.9 アートとシネマ 『ムッシュ・カステラの恋』
  Vol.10 アートとメセナ活動 −かけがいのない「非効率」を求めて−
  Vol.11 アートと実用の「美」  −生活具にみる実用の「美」−
  Vol.12 アートとスポーツ観戦 −W杯に見るスポーツの芸術論−
  Vol.13 アートと風刺 −束(たば)芋(いも)、にっぽんを戯画化−
  Vol.14 デジタル、ときどきアナログ生活
  Vol.15 若冲とデジタル
  Vol.16 若冲とダ・ヴィンチ
  Vol.17 美意識の別世界にひたれる個展の魅力
  Vol.18 体で感じ取るアートの世界 〜ヨガとアートの深い仲〜
  Vol.19 異国を楽しむ 〜日本の中の異邦人〜
  Vol. 20 花見で元気になる理由
  Vol. 21 沖縄式ハピネス〜芸術家と食卓の切っても切れない間柄〜

■Chronology−−−展覧会

 
2001年8月8日〜12日 第1回個展 「大泉幻想曲」練馬区立美術館 区民ギャラリー
地元、大泉学園の風景写真から起こしたCG作品を中心に約40点を展示した始めての展覧会。
2001年個展案内状
2001年個展会場風景

 

 
2002年9月19〜23日 第2回個展 「空想美術館」練馬区立美術館 区民ギャラリー
都内の風景写真を世界の有名画家の作風を借りて美術絵画風に作り変えたCG作品約50点を展示。
2001年個展案内状
2001年個展会場風景
 
2005年9月22日〜25日 第3回個展 「東京:万華鏡都市」大泉学園 ゆめりあギャラリー
風景写真をコラージュして万華鏡模様に作り変えたCG作品約70点を展示。
2005年個展会ポスター
2005年個展会場風景

 

 
2006年12月1日〜3日 第4回個展 「イタリア ルネサンスの街角から
                        大泉学園 ゆめりあギャラリー
イタリア ルネサンスを彷彿とさせる伝統の町、フィレンツェの今と昔を映す写真約30点を展示。
2006年個展会ポスター
2006年個展会場風景

 

 
2007年10月5日〜8日 第5回個展 「キモチイイ」を感じる時間
大泉学園 ゆめりあギャラリー
円形に見れば、世界は円満、円滑、円熟。
魚眼レンズの眼で見た日常風景の変容を楽しむ、気持ちいいを感じるアートの時間。CGグラフィック作品約60点
2007年個展会ポスター
2007年個展会場風景

 

■Books−−−写真集

 
ファースト写真集
ファンタスマゴーリア」Phantasmagoria
(研恒社)1998年
セカンド写真集
大泉幻想曲
(文芸社)2000年11月1日
 
サード写真集
Italian Renaissance Journey
イタリア・ルネサンスの街角から

(文芸社ビジュアルアート)2008年4月1日
 

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